企業からの仕事をするという点は同じであっても、企業に雇われて仕事をしているのとフリーランスとして業務委託を受けているのとでは仕事の本質にも違いが生じます。
エンジニアがフリーランスとして起業した場合は企業との主従関係がなくなり、対等な立場で仕事をできるようになるのが基本です。
それが満たされない場合には違法とみなすことができる場合も多く、無理な指示を受けることもなければ、意見を出すことに躊躇する必要もなくなります。
この点が、雇われている状況と起業した状況との大きな違いです。
業務委託を受けるようになることで、新たな活躍の可能性が切り開かれるでしょう。
雇われている場合、基本的には上層部の指示に従わなければならない面があり、内部で不当な扱いを受けないよう従っていく気持ちが強くなりがちです。
それが、自分の意志で仕事をすることに制限をかけてしまうこともよくあります。
しかし、業務委託を受けている場合はそういった抑圧がなくなるため、自由な発想で仕事をすることができるようになります。
その結果として斬新な可能性が生まれ、雇われの身では成し得なかった仕事をこなせる可能性が広がります。
フリーランスエンジニアに企業が依頼を出すことが多くなっているのは、仕事の斬新さを求めていることも大きな要因です。
そのため斬新さは、エンジニアが活躍するために必要な要素といえます。
雇われている状況では成し得なかったことがフリーランスになることで実現できるようになれば、大きな活躍が見込めるでしょう。